中古パーツと聞きますと、ボロボロの粗悪なものというイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、実際はそういうことはございません。最近は、全国の解体屋さんのネットワークにより中古パーツの市場が形成され、車種や色など細かく管理されてきているおかげで、きれいで良い品質の中古パーツが沢山ございます。中古パーツを使用することによって新品で部品を注文した際に比べ部品代を約30~50%削減できることが多くの場合可能です。また色も同色の中古パーツが見つかった場合は、塗装代も節約できるなんてこともあります。もちろん新品のパーツを選択した場合に比べて、見た目に明らかに遜色があるようなこともございません。
コスト面におけるメリットに加え、中古パーツには新車時の塗膜や、パーツによってですが、新車時のシーリング(合わせ目に塗るコーキング)が残っているのでパーツの取り換え履歴が分かりにくいということもございます。また修理箇所によってではありますが、工期も短縮できる場合もございます。
作業工程上においては、例えば同色で状態の良いものがご用意できる場合、塗装を省くことができる場合があります。
修理費用を抑えるためにも、作業工程を減らすという点でも、また再利用することで地球環境に優しいという点からも、中古パーツを利用することは素晴らしいことであると思います。中古パーツを自動車業界では一部「リビルトパーツ」と言いますが、リビルトパーツはパーツの箇所によって細分化され、必要に応じて中古のパーツを一度オーバーホールして中の消耗品を新品に取り換え、クリーニングされたのち組み上げられているもので、さらに保証も付いてきたりします。
様々なメリットのある中古パーツをぜひご活用いただき、お値打ちな修理を今後も積極的にご提案させていただきます。